SCREEN
7/8

を察知して動き出し、敵を倒していた。またアイリーンは、もともとコングが生息していた髑髏島を守ってきたイーウィス族最後の一人である少女ジア(カイリー・ホットル)を引き取って養女として育てていたが、主に手話とテレパシーで会話するジアの様子が最近変調しているようで、アイリーンは陰ながら心配していた。 そんな時、地下世界から未確認のシグナルが発信されていることにモナークが気づく。ゴジラもそれを感知して、迫りくる脅威に備えるかのようにフランスの原子力発電所を襲い、自らを強化する。アイリーンは信号の発信源を確認するため、旧知の獣医師トラッパー(ダン・スティーヴンス)、ポッドキャスターのバーニー(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、そしてシグナルを感知していたジアらと共に地下空洞の世界へ向かう。そこでシグナルの正体を突き止めようとする一行だが、思わぬ危機と驚くべき真実が待っていた…。CHARACTERモナークが監視しているコングの棲む地下空洞世界スカー・キングスーコIlene Andrewsアイリーン・アンドリュース博士(レベッカ・ホール) 髑髏島でコングの研究を行っていた「モナーク」の言語学者で、コングを地下空洞世界に移送した。孤児となったジアを引き取り養母となった。Trapperトラッパー(ダン・スティーヴンス) 歯痛で苦しむコングの治療に当たった医師で、かつてアイリーンと大学の同窓生だった仲。アイリーンたちと地下空洞世界の探索に向かう。Jiaジア(カイリー・ホットル) コングとは特別な絆を持つ髑髏島の先住民イーウィス族の少女。一族が全滅したためアイリーンが引き取った。耳に障がいがあり手話で会話する。Bernie Hayesバーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー) 独自のポッドキャストで怪獣たちに関する陰謀説を主張している。アイリーンたちと今回の地下空洞世界探索に同行。香港に在住。 未確認生物特別研究機関「MONARCH」は、元々1946年当時のトルーマン合衆国大統領が巨大生物に対する調査を進めるべく設立した機関。地球にはいまだに未開の地があり、そこには人類の叡智を越えた巨大生物が生息しているということを突き止め、その調査を世界規模で極秘のうちに継続し、これまでにゴジラをはじめとする数々の巨大生物(タイタン)を発見している。従来秘密裏に行動してきたが、2014年のゴジラとムートーの戦い以降はその存在が明らかになって、公に怪獣災害を食い止める活動を行っている。世界各地に基地があり、独自に戦闘部隊や司令船や探査船なども所有している。地下空洞に生息するコングと同じの種の部族を支配する独裁者。鞭を武器にしているコングと同じ種の子供。最初はコングに警戒心を見せているが、次第に親しくなるP010-018 ゴジラ×コング.indd 3-4P010-018 ゴジラ×コング.indd 3-4SCREEN 2024年6月号掲載「モナーク」とはどんな組織?SKAR KINGSUKO

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る